山1グランプリ 2

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発表は7分以内。

最近はヒット曲などを組み込んだパワーポイントでのプレゼン風の発表になります。

今年の理事長賞(優勝)は、ダークホースの事務でした。

内容は医療クラーク業務の紹介。

事務は患者さまとの活動がないため、そういう意味で他の発表と比べると弱みがありました。

どうしても患者さまの笑顔がupされるとコロッと点数を上げてしまうのです。

それが昨年でしたか、事務の窓口での患者さまとの現金のやりとりをまとめた発表が、賞にあと一歩という経過がありました。

それで事務にもチャンスがあるという事を確信したのかもしれません。

が、いきなり理事長賞はビックリ。

クラークさんだけに、診察に立ち会ったり、病棟での患者さまとの関りもあり、そんな発表が功を奏したのかもしれません。

初優勝、おめでとうございます。

もちろん発表者だけでなく、他の事務員の協力があっての事と思いますので、

理事長賞を原資に、慰労会で大いに盛り上がってください。

 

さて、個人的に印象的だったのは↓これ!

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OTRが変化することで、患者さまが1up したという実践の発表。

医療従事者はとかく「患者さまが変化についていけない」と、変わる事に躊躇しがちです。

しかしよく考えてみると、変化についていけないのは案外医療従事者だったりする事が多いのです。

そこを乗り越え関りを持ったことで、見事に患者さまが変化していったというOTRの発表に心を打たれました。

OTRが確実に1upした発表でした。

 

どの発表も甲乙つけがたかったのですが、順位をつけなければいけないために、

教育研修委員会のメンバーは採点表を前に心を鬼にして電卓をたたいたとか。

どの発表も僅差だったと聞きます。

ですから来年、エントリーする全ての発表者に優勝のチャンスがあるのではないでしょうか。

来年、また新しい切り口で、いい発表がある事を大いに期待します。(は)