今日は職員研修日でした。
朝、少し雨っぽい感じでしたが、すぐに晴れ、
日中はすこぶる晴天となりました。
ただ風が強く、周辺の木々はかなり強く揺れています。
今日は、医療事故対策委員会、感染対策委員会、防災委員会による法定研修でした。
感染症対策委員会からは昨年度のインフルエンザ関連統計について発表がありました。
山梨は全国平均より罹患率は高いそうです。
実際昨年度のインフルエンザはワクチンの関係もあってか、全国的に例年を上回る数字でした。
また地球規模という報道もあり、例年以上に緊張が走りましたが、
感染症対策委員会の各委員さんを先頭に、全職員の努力で最小限に食い止められたという報告がありました。
医療事故対策委員会は、実際にあった「処方の事例」を通したグループワークでした。
各グループではそれぞれの立場からいろいろな意見が出ていました。
医療事故はいくらAIや高度な機器が導入されても、ヒューマンエラーによるものが90%だそうです。
とかく医療機器などに頼りがちですが、確かにいくつかの事故防止はできても、基本はそこに関与する人がエラーをしない事という事のようです。
いつかの研修で、大学教授より、ダブルチェック、トリプルチェックの実験のお話をお聞きした事がありました。
とても興味あるお話でしたが、簡単に言うと「チェックがおおくなれば多くなるほどミスは多くなる」という結論でした。
ヒューマンエラー。
ゼロにはできませんが、限りなくゼロに近づけられるよう、日々努力です。
防災委員会では、恒例の防災訓練でした。
病棟から出火したという想定で、患者さんにもご協力いただき、防災訓練が実施されました。
訓練の後は消火器の訓練をし、一日の研修を終えました。
研修委員会の皆様、各委員会の皆様、お疲れさまでした。(は)