院長挨拶

今年で山角病院は創立100周年を迎え、また山角博前院長が8月9日で満85歳を迎えられるのを機に後任の院長として就任いたしました。

現在、医療を取り巻く情勢の変化はめまぐるしく、2009 年 9 月の「今後の精神保健 医療福祉のあり方等に関する検討会」の報告書に示された「入院医療 中心から地域生活中心へ」という基本理念の推進から10年、 退院後の外来または在宅医療を担当する医療機関の多職種による共同指導 や在宅での療養環境の改善といった地域社会で良質な生活の維持を援助、またクロザピンや持続性抗精神病注射薬剤の導入など良質な医療の提供、その他精神疾患を有するハイリスク妊産婦やギャンブル依存症,発達障害への支援など精神科に求められる医療は多様化しております。

そういった社会のニーズに柔軟に対応し、街中にある精神科病院として地域に根ざし信頼され、選ばれる医療機関であり続けるために近隣の病院や診療所との連携を緊密にし、良質な医療を提供し続けたいと思います。

また院外でも地域の事業場における職場のメンタルヘルスケアといった労働者の心の健康保持増進などの産業医活動を通じて地域の経済活動においても微力ながら貢献していきたいと考えております。

このように入院、外来の患者様はもとより地域の方々からも信頼され満足度の高い医療サービスを提供できるよう職員一同邁進したいと思いますので今後とも前任者同様に格別のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

院長 権田昌洋